高校で不登校になったが難関大に合格した話①~医者になることを義務付けられた幼少期~
はじめに
こういう人に多く出会ってきました。今回はそういうご家庭からの依頼でお伺いすることに。最初に行う親御さんとの面談で・・・。
とにかく医学部に入れてほしいんです。
わかりました。
せっかく〇〇高校(偏差値の高い進学校)に入ったのに不登校なんてことになってしまって・・・でも医者にはさせたいんです。
やってみましょう。
名前の由来が・・・医者になれる画数って。
しばらくは普通に勉強していましたが・・・軽い違和感が・・・。「本当に医者なんだろうか・・・?」と思うこともあり・・・。このままでは、この先の受験勉強に耐えられなくなると判断。いろいろと話してみようと考えました。仲良くなっていく過程で、いくつか衝撃的なことがありました。
講師(以下 講):向こうもそんなに気にしてないやろ・・・。まずそもそも向こうが、そう解釈してるかどうかも分かんないし・・・。
Mさん(以下 M):私の名前って普通でしょ?
講:うん。まあキラキラはしてないよね。
M:男女どちらとも考えられるでしょ?
講:確かに。でも最近はそういう名前って多いからね。
M:これさ、祖父母がつけたらしいんだけど、「医者になる画数で男女どちらでも」みたいな感じで決めたんやって。講:そんな画数ってあるんや・・・。
M:なんか占い師・・・だったかそんな感じの人に。お金払って。気持ち悪いでしょ。
講:気持ち悪いかどうかはよく分からんけど・・・。
M:なんかさ、小学校の授業で名前の由来をってときに、みんなはさ親の願いとかがあって決まったみたいやけど、私なんて・・・。
講:どうしたん?そのまま書いたん?
M:休んだ。その授業。っていうか担任の先生に抗議した。みんながみんな親の・・・があると思うな!って。親に言われるかもしれんって思ったけど、まあいっかって。
講:うん。そうやね。
M:それくらいイヤなんですよ。
講:なるほどね・・・。
こんな話がありました・・・
医者以外の仕事はない。
また別の日には・・・。
M:先生ってさ。なんでこの職業に就こうと思ったん?
講:元SEってやつです。
M:SEって?
講:コンピュータのシステムというかプログラムというか、そういうのを作る人。企業のシステム担当者と話してどんなシステムにしていくかを決定したり・・・などなど。
M:この仕事には?
講:まあ、ブラックすぎてね・・・。
M:どんな?
講:給料安い。休みない。上司がアレ。などなど・・・。この手のネタだけで数時間は話せるよ。ま、それはいいとしてなんで?
M:2つの仕事をしてきたってこと?
講:まあ、そうなるよね。
M:どうやって今の仕事に?
講:SEは新卒。今の仕事は学生時代にバイトでやってたのが始まり。
M:医者以外の仕事もあるんやなあ・・・って。だって医者以外の仕事は無い。って思ってたから。まあ、今思えば洗脳とかマインドコントロール・・・。
講:かもしれないね。でも、Mさんのところみたいに「医者以外はナシ!」って決められてるところってかなり多い印象。特に身内に医者がいるとね。
M:そうなんや。でも、冷静に考えたら医者以外の仕事がないってなんてことはないよね。世の中がまわらないというか・・・。
講:まあ、そういうことも知った上で、先に進んでいけるといいよね。
医者以外は人ではない。〇〇師ってつかなきゃ仕事じゃない。
また別の日には・・・。
M:先生ってさ。なんでその仕事してるん?
講:そうやねえ・・・。元は違う業界にいて・・・。ブラック企業で。お金がなくて・・・。どんどん人が辞めていって・・・。3年目くらいに課長になって時間調整ができるようになって、バイトとしてこの仕事を始めて・・・。結果出しまくって指名とか出るようになってそのまま正社員としてスカウトされて・・・。さらに結果出しまくってフリーに転向して・・・ってとこか。
M:うまくジョブチェンジ?
講:そうなるかな。でMさんは医者?
M:なんとなく気づいてるとは思うけど、よく分からんというか・・・。医者以外の選択肢を知らないというか。
講:どういうこと?
M:「医者以外は人じゃない」ってずっと言われてきてるから・・・。
講:じゃあ俺は・・・。
M:今は多少は薄れてきてるけど、少し前まではほんとに「人じゃない」って思ってたというか、そういう考えしかなかった。
講:すごいな。
M:でしょ。だから「医者ではない」って思ってるけど、人じゃないとか、でもそれ以外は知らないとかで・・・たまに考えがぐちゃぐちゃになる。
講:それは大変やったな・・・。
M:どうすればいいですかねえ・・・。
講:難しいというか・・・。すぐにどうにか・・・ってわけにもいかないので、いろいろと考えたり調べたりって動いていこう。
M:そうしてもらえるとありがたいです・・・。
こんな話もありました。テストの点が悪かったとき・・・
テストで90点以下は・・・。
「何で間違えたの!」って言われたところで、「それが分かるくらいなら、出来てるはず」って・・・。話です。
M:今はスルースキルが身についたからいいんだけどさ・・・。
講:いろいろと出てきますな・・・。
M:テストで90点以下だと悲惨やった。
講:「なんで出来ないの!」とか「なんで間違えたの!」って言われるやつ?
M:なんで分かったん?
講:ほんとコレよくあるんだよね・・・「なんでこんな簡単な問題が出来ないの?」とか。
M:それも言われたことある。
講:よく聞くんだよね。コレ。でもさ、「それが分かるくらいならとっくに出来てますって」ですよね。
M:ほんとそれ。分かるわけないやん。でどうやって対応してたん?
講:「何で!」「どうして!」って威圧的じゃなくて一緒に考えてみる。
M:他には?
講:「簡単な」ってのは言う人の基準なので、その人にとっては簡単でも、他の人からすれば難しいってことはいくらでもある。とかいろいろとあるんだけど、親から子へのプレッシャーがほんとによくないので、これをなくす。もしくは減らす方向に話をすすめていく。まあ、こんなところ。
M:いいなあ。もっと早く先生に来てもらっていれば・・・。
講:まあ、今からでも多少はどうにかできると思うよ。
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