一人反省会からの脱出
はじめに
ついついやってしまう・・・とういかやらずにいられない「一人反省会」。できればやりたくない・・・というのが筆者が話した人たちの大多数の意見のようです。
なんか始まってしまうんですよ・・・で時間も大量に持っていかれる・・・。
よく聞く話ですな・・・。
そういう人たちってどうしてるん?
いくつか方法があってね。
一人反省会の内容って・・・。
いわゆる「一人反省会」の時間が長くなってしまい、その他のことが手につかなくなり・・・というか時間もなくなり・・・という循環に入っているSさんとのお話です。担当してから数か月。いろいろなことが話せるようになってきて、一人反省会のことも聞いていました。ある日のこと・・・。
講師(以下 講):こんにちは。今日の調子は・・・なんか良くないみたいかな・・・。
Sさん(以下 S):頭の中がぐるぐるしてます・・・。
講:どうしたもんかねえ・・・。
S:今日さ、少しだけ学校に行ってみてん・・・。
講:ほう。いいねえ・・・。って表情でもなさそうやな。
S:学校っていっても保健室登校だけどね。
講:まあ、それでもね・・・。
S:保険の先生にさ、あいさつされたんだけど、なんか不機嫌な感じであいさつを返しちゃったようなきがしてて・・・。
講:そういうことか・・・。まあ、でもそういうこともあるだろうし。なんなら保健の先生も気にしてないと思うよ。むしろ「来てくれてよかった」ぐらいに思ってるはず。
S:だといいんだけどさ。こういうのって今日が初めてじゃないし、前にもあったし、他の先生にもきちんとあいさつを返せていないような気もするし、先生方が気を悪くされたらどうしよう・・・。そういえば、保健室の友だちにもうまく返せていないような気もするし、そういえば、その友だちからのラインもどう返せばいいか分からんくて、2日も返してないし・・・。あとさ、その友だち・・・
講:ちょっと待って・・・。一気に来たねえ・・・。
S:そうなんですよ・・・。こういうループに入ると思考が止まらんくなるんですよね・・・。なんか不安がまた次の不安を呼んできて、その不安がさらに次の・・・。疲れた・・・。
講:なるほどね。こういう症状というか状況というかはいろいろと聞いてきました。
S:私以外にも・・・?
講:うん。結構いるみたいだね・・・。
なんでそうなってしまうんだろうか・・・。
S:なんでこうなっちゃうんだろう・・・先生はこんな状況になるん?
講:なってるんだろうけど、Sさんに比べるとすごく短いんだと思う。
S:短い?
講:多分、Sさんをはじめとしたそういったものに苦しんでる人たちに聞いた話とかを考慮してみると、数時間とか長ければずっと・・・とか長すぎてメンタル的に耐えられんくなって別の人格にスイッチしちゃう人とか・・・みんな時間が長いと思ってます。
S:別の人格?
講:解離性人格・・・ってやつなんだろうけど、詳しくはまた別の機会に・・・。
S:はい。じゃあなんで先生は短い時間で?
講:これもいろんな人と話してみて分かってきたんだけど、「自分に甘くない人」「厳しい人」「他人の評価に敏感な人」こういったことがあるみたい。つまり私はそれらの逆。「自分に甘い、厳しくない、他人の評価がよく分かってない」。なんかこうやって言ってみると自分ってろくでもない人間かも・・・。
S:なんか言われてみれば・・・。他人の評価はすごく気になる。
講:多分、「あのとき○○○って言ってしまって」とか「○○○ができなかった」とか他人の悪く思われていないことを気にするとか、自分ができないとか、能力の低さにイヤになってるとか・・・そんな感じじゃないかな・・・。
S:たしかに・・・。じゃあ先生もそうやって考えてるん?
講:そうなるよね。でも短い。
S:なんで?
講:大きな違いがあってね・・・。
とことん話してみた。
一人反省会の「短い人」と「長い人」・・・大きな違いとは?
S:どんな違いなん?
講:一言で言うと「自分に甘く、他人のことは知らん」って考えになること。
S:それってよくないんじゃ。って思うし、それが出来れば苦労はしてないよ・・・。
講:一般的にはそうだよね。でも「ほどほどでいいやん」ってのも大切かもって。「やってしまった」「言ってしまった」ってことは基本的には戻して取り消せないでしょ。それを考えてもどうしようもないので「しょーがねーなー」ってどこかで閉めておく必要があるんじゃないかと。
S:理屈では分かるけど・・・なかなかそうは思えないと・・・。
講:ですよね。今までに話してきた人たちもそう言ってた。だから「誰か」といっても「とことん話に対応してくれる人」と話すってのが実は効果的みたいです。
S:どういうこと?
講:とことん話ていくとね。意外と「他の人って(いい加減・テキトー)だってこと」に気付いてくるはず。そこに辿り着ければ「自分もそんな感じでいっか」ってなりやすいんじゃないかと。そうすれば「一人反省会」の時間も短くなってくるはず。
S:とことん話すってどうやるん?会話が同じところをぐるぐる回ることも多いだろうから、みんな嫌がるんじゃないかと・・・。
講:まあ、私みたいなのがいればそこで話せばいいし、さらにはもう少し他の人とも話せるといいね。
S:どうやって?
みんな自分のことなんて見てないし、気にもしてないんや・・・。
とことん話をして、他の人のいい意味での「いいかげんさ」を知るには・・・。
講:他の人だと話が同じところをぐるぐる回りだすと嫌がるだろうから、そうなるあたりで脱出する・・・でまた他の人へ・・・。
S:一人に多くじゃなくて、多くの人に少しずつ?
講:そういうことやね。もちろんとことん話せる一人がいればそれのほうがいいけど・・・。
しばらくして・・・
S:少しだけ分かってきたというか・・・みんなそんなに深く考えてないんだなあ・・・って。
講:でしょ。そんなもんです。
S:ってことはさ、みんな自分のことでいっぱいで他人のことってそんなに気にしてないの?
講:そうだね。だってSさんも自分のことでいっぱいでしょ。
S:たしかに・・・。ってことはそんなに気にしなくても?
講:ってところに辿り着ければ「一人反省会」は短くなるんじゃないかと・・・。
という感じで、少しだけ「短く」できそうな気配が出てきたようです・・・。
理論編はこちらから
一人反省会からの脱出
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