高等学校卒業程度認定試験ってのがある(理論編)
はじめに
高校へ進学できたとしても、その後に体調不良や病気、人間関係などの問題で学校へ通えなくなってしまうことがあります。
すると、
「高校を卒業できないかもしれない」
「大学進学はもう無理なのではないか」
と不安になる方も少なくありません。
しかし実際には、高校に通えなくなった場合でも大学進学を目指す方法があります。
その代表的な制度が「高等学校卒業程度認定試験(高卒認定)」です。
今回は、高卒認定を活用した進学について解説します。
高校を卒業しなければ大学へ行けないわけではない
多くの人は、
「高校卒業 → 大学進学」
という流れしか知らないかもしれません。
確かに一般的な進路はその通りです。
しかし法律上は、高校を卒業していなくても大学受験資格を得る方法があります。
それが高卒認定です。
高卒認定に合格すると、
「高校卒業者と同等以上の学力がある」
と認められ、大学・短大・専門学校などの受験資格を得ることができます。
つまり、高校生活を続けることが難しくなった場合でも、進学への道が閉ざされるわけではないのです。
高卒認定は人生のやり直し制度ではない
高卒認定について誤解されることがあります。
それは、
「学校に行けなくなった人のための救済制度」
という考え方です。
もちろん結果として救済の役割を果たすことはあります。
しかし本来は、多様な事情を持つ人が学び続けるための制度です。
- 病気やケガ
- 不登校
- 海外生活
- 芸能活動やスポーツ活動
- 家庭の事情
など、さまざまな理由で学校へ通えない人が利用しています。
高卒認定は特別な人だけの制度ではなく、学び続けたい人のための選択肢の一つなのです。
大切なのは「学籍」ではなく「学習」
進路について考える際、多くの人が学校に在籍していることを重視します。
しかし本当に重要なのは、学籍ではなく学習です。
たとえ学校へ通えていなくても、
- 勉強を続ける
- 基礎学力を身につける
- 将来の目標を持つ
ことはできます。
大学入試で問われるのも最終的には学力です。
そのため、高卒認定を取得しながら大学受験の準備を進めるという方法も十分に現実的な進路となります。
遠回りに見えても前進している
不登校や病気によって進路変更を余儀なくされると、
「周りより遅れてしまった」
と感じることがあります。
しかし人生は一本道ではありません。
高校を卒業して大学へ進学する人もいれば、
通信制高校を利用する人もいます。
高卒認定を取得して大学へ進学する人もいます。
どの道を選んだとしても、最終的に目標へ到達できれば問題ありません。
むしろ困難を経験した人ほど、自分で考え、自分で進路を切り開く力を身につけることがあります。
高卒認定から大学進学を目指すメリット
高卒認定を活用することで、
- 自分のペースで学習できる
- 体調に合わせて勉強できる
- 通学負担を減らせる
- 大学受験対策に集中できる
といったメリットがあります。
特に病気や体調不良を抱えている場合は、無理に学校へ通い続けるよりも、自分に合った方法で学習を継続できる可能性があります。
進路は一つではありません。
状況に応じて最適な方法を選ぶことが重要です。
まとめ
高校に通えなくなったからといって、大学進学を諦める必要はありません。
高卒認定という制度を活用することで、大学受験資格を得ることができます。
大切なのは、
「学校へ行けているか」
ではなく、
「将来へ向けて学び続けているか」
です。
人生には予想外の出来事が起こります。
しかし進路は一つではありません。
高校生活が思うようにいかなかったとしても、新しい方法で学び続けることで大学進学という目標を実現することは十分可能なのです。
実際の例はこちらから
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プロフィール
- 学習コンサルタントオフィス代表。学習コンサルタント・家庭教師歴は約20年。毎年多くの方の学習に関する問題点を解決し、成績アップや志望校合格、資格取得などのサポートを行っています。最近特に小論文指導やインターネット家庭教師、受験や不登校に悩みをもつ親御さんへのアドバイスといった依頼を多く手がけています。
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