不登校の家庭教師はいつから始める?判断する5つのポイント
- 1. 不登校になったら、すぐ家庭教師をつけた方がいい?
- 2. ポイント① まず「勉強できるか」より本人の状態を見る
- 3. ポイント② 「本人が勉強したいと言うまで待つ」必要はある?
- 4. ポイント③ 勉強の遅れを本人が気にし始めたら一つのタイミング
- 5. ポイント④ 親が勉強の話をするとけんかになるなら第三者を考える
- 6. ポイント⑤ 高校受験・進路が気になってきたら早めに状況を整理する
- 7. 「まだ早いかもしれない」と感じる場合はどうする?
- 8. 家庭教師を始めても最初から60分勉強しなくていい
- 9. 家庭教師を始めるのを少し待った方がよいケースもある
- 10. 不登校の家庭教師を始めるタイミングを判断する5つのチェックポイント
- 10.1. 1.家族以外の人と会うことを強く拒否していない
- 10.2. 2.勉強や進路について少し気にする様子がある
- 10.3. 3.一人では勉強を始められない
- 10.4. 4.親子で勉強の話をすると衝突する
- 10.5. 5.高校受験や進路について準備を始めたい
- 11. 「いつから?」より「何から始める?」を考える
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「不登校になったばかりなのに、家庭教師をお願いするのは早すぎる?」
「本人が勉強する気になるまで待った方がいい?」
「何か月も勉強していないので、そろそろ学習を再開した方がいいのでは?」
不登校のお子さんに家庭教師を検討するとき、保護者の方が迷いやすいのが**「いつから始めるか」**という問題です。
勉強の遅れを考えると、できるだけ早く始めた方がよいように思える。
一方で、学校へ行けなくなって疲れている子に勉強をさせることで、さらに負担をかけてしまうのではないか。
どちらも、お子さんのことを考えるからこそ出てくる悩みです。
結論から言えば、
「不登校になって○週間後」「○か月後」といった、すべての子に共通する開始時期はありません。
不登校になった経緯や現在の状態、学習への抵抗感などは一人ひとり違うからです。
だからこそ、期間だけで判断するのではなく、**「今の本人にどの程度の支援なら受け入れられそうか」**を考えることが重要です。
この記事では、不登校のお子さんに家庭教師をお願いするタイミングを考える5つのポイントと、学習を無理なく始める方法について解説します。
不登校になったら、すぐ家庭教師をつけた方がいい?
子どもが学校へ行けなくなると、保護者はさまざまな心配を抱えます。
その一つが勉強です。
学校では毎日授業が進んでいます。
そのため、
「1日休んだ」
「1週間休んだ」
「1か月休んだ」
と時間が経つにつれて、
「早く勉強を始めないと、どんどん遅れてしまう」
という焦りが強くなることがあります。
しかし、不登校になった直後の子どもが心身ともに疲れている場合、すぐに学習を始めることが負担になるケースもあります。
反対に、
「学校へは行けないけれど、勉強はしたい」
「家なら勉強できそう」
という子もいます。
つまり、
「不登校になったらすぐ家庭教師」でも、「しばらくは絶対に勉強させない」でもありません。
本人の状態を見ながら判断することが大切です。
ポイント① まず「勉強できるか」より本人の状態を見る
家庭教師を始めるか考えるとき、最初に確認したいのは成績ではありません。
現在の本人の状態です。
例えば、
学校の話をするだけでも強い負担を感じている。
生活そのものが大きく乱れている。
人と会うことに強い抵抗がある。
何をするにもエネルギーが出ない。
このような状態なら、学習を進めることよりも、まず本人が落ち着いて過ごせる環境を考えることが優先される場合があります。
家庭教師は医療や心理支援を代替するものではありません。
心身の状態について専門的な支援が必要な場合は、学校や公的な相談機関、医療・福祉など、必要な支援先とつながることも大切です。
一方で、
「ゲームはできる」
「好きなことなら話せる」
「家族以外の人と話すことにはそれほど抵抗がない」
「勉強のことを少し気にしている」
といった状態なら、学習支援を検討できることもあります。
大切なのは、
「勉強できる状態か、できない状態か」と二つに分けすぎないことです。
今できることから始めるという考え方があります。
ポイント② 「本人が勉強したいと言うまで待つ」必要はある?
保護者の方から出やすい疑問の一つです。
「本人が『勉強したい』と言うまで待った方がいいでしょうか?」
もちろん、本人の意思を無視して無理に家庭教師を押しつけることは避けたいところです。
しかし、
「自分から毎日勉強したいと言えるようになるまで、何もしない」
という二択でもありません。
勉強したい気持ちはあっても、
何から始めればいいか分からない。
一人では始められない。
遅れすぎていて怖い。
問題を解けない自分を見るのが嫌だ。
ということもあります。
そんなとき、
「家庭教師をつけるよ」
と決めてしまうのではなく、
「家で一緒に勉強を見てくれる人と、一度話してみる?」
という提案の仕方もあります。
まず会ってみる。
話してみる。
その上で、
「この人ならもう一度会ってもいい」
と思えるかを見る。
家庭教師を始めることを大きな決断にせず、小さな一歩として考える方法です。
ポイント③ 勉強の遅れを本人が気にし始めたら一つのタイミング
不登校の期間が続くと、本人から、
「今、学校はどこまで進んでる?」
「自分はどれくらい遅れてる?」
「高校って行けるのかな?」
といった言葉が出てくることがあります。
これは、学習や進路について本人が意識し始めているサインの一つです。
このとき、
「だから前から勉強しなさいと言っていたでしょう」
と言ってしまうと、本人が再び話しにくくなることがあります。
代わりに、
「気になってきたんだね」
「どこまで分かるか、一回確認してみる?」
といった形で、次の行動につなげる方法があります。
家庭教師を利用するのであれば、
いきなり受験勉強を始めるのではなく、
「今どこまで分かっているのか、一緒に確認してもらう」
ところから始めても構いません。
現在地が分かるだけでも、
「全部分からないと思っていたけど、ここまではできる」
と気づくことがあります。
ポイント④ 親が勉強の話をするとけんかになるなら第三者を考える
家庭教師を検討するタイミングは、本人の学力だけでは判断できません。
親子関係も一つのポイントです。
例えば、
「今日は勉強した?」
と聞く。
「してない」
と答える。
「少しくらいやったら?」
「うるさい!」
となる。
翌日も同じことが起きる。
保護者としては、将来が心配だから声をかけています。
しかし、この状態が続くと、
「親と話す=勉強の話をされる」
となってしまうことがあります。
このような場合、学習部分を第三者へ任せることを検討してもよいでしょう。
家庭教師が勉強を担当することで、保護者が毎日、
「勉強しなさい」
と言わなくても済むようになる可能性があります。
保護者は家庭教師ではありません。
親子としての関係を守るために、学習支援を外へ任せる。
これも家庭教師を始める理由の一つです。
ポイント⑤ 高校受験・進路が気になってきたら早めに状況を整理する
特に中学生の場合、学年が上がるにつれて高校進学への不安が大きくなります。
中学1年生では、
「今はゆっくり休ませよう」
と思えていた家庭でも、中学2年生、中学3年生になると、
「高校はどうする?」
という問題が現実的になってきます。
ここで重要なのは、
「中学3年生になったら急に受験勉強を始める」
という考え方だけではありません。
現在の学力。
どこから分からなくなっているか。
本人が考えている進路。
今できる学習量。
こうしたことを早めに整理しておけば、その後の学習計画を立てやすくなります。
例えば数学なら、
「現在は中学2年生だけれど、中学1年生の方程式から学び直そう」
という判断ができます。
英語なら、
「基本文法から確認しよう」
となるかもしれません。
家庭教師を始める目的を、
「すぐ成績を上げる」ではなく「進路に向けて現在地を確認する」
と考えることもできます。
「まだ早いかもしれない」と感じる場合はどうする?
家庭教師を検討していても、
「本人が受け入れてくれるか分からない」
というケースは多いでしょう。
そんなときは、いきなり長期的な学習計画を決めなくても構いません。
まず、
家庭教師について本人に話してみる。
↓
一度会ってみる。
↓
話をしてみる。
↓
簡単な問題を一問やってみる。
↓
「もう一度会ってもいい」と思えるか確認する。
このくらいの段階から考える方法があります。
家庭教師を始めることを、
「これから毎週何時間も勉強しなければならない」
という大きな出来事にしないことがポイントです。
最初は、
「話をする人が一人増える」
くらいでも構いません。
家庭教師を始めても最初から60分勉強しなくていい
家庭教師をお願いすると、
「せっかく来てもらったのだから、しっかり勉強してもらわなければ」
と思うかもしれません。
しかし、不登校のお子さんの場合は、最初から予定時間すべてを学習に使うことが適切とは限りません。
例えば最初は、
10分会話する。
↓
数学を一問解く。
↓
また少し話す。
↓
英語を5分だけ見る。
という時間になることもあります。
保護者からすると、
「ほとんど勉強していない」
ように見えるかもしれません。
しかし、
今まで家族以外とほとんど話していなかった子が家庭教師と30分話せた。
何週間も教科書を開いていなかった子が問題を一問解いた。
これも変化です。
そこから、
一問が三問になる。
10分が20分になる。
週に一度が、一人で勉強する日にもつながる。
という可能性があります。
最初から完成した学習習慣を求めないことが大切です。
家庭教師を始めるのを少し待った方がよいケースもある
一方で、「早ければ早いほどよい」というものでもありません。
例えば、本人が家庭教師と会うことに強い拒否を示しているのに、
「勉強が遅れるから」
という理由だけで無理に会わせると、家庭教師そのものへの抵抗感が強くなることがあります。
また、心身の状態について別の専門的支援を優先した方がよいケースもあります。
そのため、
家庭教師を始めるかどうかだけで考えず、今必要な支援は何か
という視点を持つことが大切です。
「今は学習より休むことが必要」
という時期もあれば、
「少し人と話すところからなら始められそう」
という時期もあります。
そして、
「そろそろ学習を再開したい」
という時期もあります。
その変化を見ながら判断します。
不登校の家庭教師を始めるタイミングを判断する5つのチェックポイント
ここまでを整理すると、次のようになります。
1.家族以外の人と会うことを強く拒否していない
まず家庭教師と会える状態かを確認します。
2.勉強や進路について少し気にする様子がある
「遅れているかな」「高校どうしよう」といった言葉が出てきたら、学習を考えるきっかけになります。
3.一人では勉強を始められない
本人に気持ちはあっても、何から始めればいいか分からない場合は第三者の支援が役立つことがあります。
4.親子で勉強の話をすると衝突する
保護者が学習担当から離れるために、家庭教師を利用する方法があります。
5.高校受験や進路について準備を始めたい
特に中学生の場合、現在地を確認しておくだけでも、その後の計画を立てやすくなります。
すべてに当てはまる必要はありません。
あくまで、
「今、第三者による学習支援を入れることで本人の負担を増やさず、次の一歩を作れそうか」
という視点で考えてみてください。
「いつから?」より「何から始める?」を考える
不登校のお子さんに家庭教師をお願いする場合、
「不登校になって何か月目から始めればいい?」
という疑問に、すべての子に共通する答えはありません。
1週間後から学習できる子もいれば、時間が必要な子もいます。
だからこそ、
「いつから始めるか」だけでなく「何からなら始められるか」
を考えることが大切です。
60分の授業が難しいなら、会話から。
現在の学年が難しいなら、前の学年から。
5教科が難しいなら、一教科から。
30分が難しいなら、10分から。
受験勉強が難しいなら、現在の理解度を確認するところから。
学びサポートステーションふくいでは、不登校やひきこもりのお子さんについて、最初から一定量の学習を求めるのではなく、現在の状態や理解度を確認しながら学習の始め方を考えていきます。
「まだ家庭教師を始めるには早い気がする」
「本人が勉強する気になるまで待つべきか分からない」
「何か月も勉強していない」
「高校受験が近づいてきて焦っている」
という段階でも、まず現在の状況を整理することができます。
家庭教師を始めること自体をゴールにする必要はありません。
その子にとって、今できる次の一歩は何なのか。
そこから考えていきましょう。
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学校に行けないお子さんのための家庭教師
不登校のお子さんのことで悩まれている方からのご相談が増えています。
無理に勉強を始める必要はありません。
まずは今の状況をお聞かせください。
【ご相談の流れ】
① メール・電話・LINEでご相談
② 現在の状況をヒアリング
③ お子さんに合った進め方をご提案
※ご相談だけでも大丈夫です
※無理な勧誘は一切ありません


